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〈自分を信じる〉ことは大切ですが、最近、待てよ、と思うようになりました。どう考えても信じるに値しない自分があるのです。何故かなあ、と分析してみると、やはりなあ、と思いました。知識、経験、知恵、どう考えても不足しているからです。
さて人間とは何でしょう? 〈人間とは魂と心と身体で構成されている生物である〉とイギリスの大学研究室で学びました。比較宗教学という分野ですが、そこでの研究は非常に厳しい世界ではありましたが、私には、なんとも爽快な世界でもありました。何が爽快かといいますと、いつも永遠とか、愛とか、宇宙とか、人生の意味とかを神話、民話、色々の宗教から研究していくからです。この世にいるのに、いつもあの世の世界に生きているような研究室の雰囲気が私の性分に合っていたのでしょう。
そんな研究をしている内に、人間の知識、経験、知恵に自信を求める愚かさに気づきました。自信があるか無いかの詮索よりも、信じて見えてくるもの、信じて見えなくなるもの、を研究するほうが面白いと考えるようになりました。
自分の心は、いつも不安定に揺らいでいますし、身体は風邪をひいたり、色々の病気になり不安定です。しかし自分の魂は病むこともなく、死ぬこともなく、愛そのもので、永遠に生きる知的生命体だと習いました。その魂を信じてみえてくるものは厳しい日常生活での自分を平安にさせ、幸福感をあたえ、生きる意味を与えてくれます。不安定な心と身体を信じる事は愚かな事だとしみじみ思いました。しかし自分が所有する魂を信じると明るく爽やかに、のびのびと生きていける事に気づきました。
自信とは自分の魂を信じる事だなあ、と思うこのごろです。
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